
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。3【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)
しめさば and ぶーた
KADOKAWA / 2019-01-01
累計読者数3
平均ハイライト数 12.3件/人
推定読了時間 約3時間37分
star総合評価 46/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 21%
この本について
仕事でも人間関係でも、「自分の気持ちってこんなにややこしかったっけ」と思う瞬間があります。後ろめたさを感じてみたり、相手の言葉の続きをつい急かしてしまったり、帰りたくない理由が自分でもよく分からなかったり。ロジックでは説明できない揺れが続くと、足元がふわふわして落ち着かなくなるんですよね。 このシリーズの3巻は、その“揺れ”の描き方がやたら生々しいです。登場人物たちが妙に取り繕わず、時に性根が腐ってると自嘲したり、誰かに頓着しすぎて自分の機嫌が握れなくなったり、そういう場面が妙に刺さる。読者が保存していた抜粋にも、言葉にしきれない感情のほつれがたくさん出てきていて、きっとそこに反応しているんだろうなと感じました。 この本が効いてくるのは、感情に名前がつく瞬間があること。曖昧な関係性の中でも、人は誰かの言葉で「胃が起きる」ように立ち直れたり、逆にどうしようもなく迷ったりすること。そういう、小さくて説明しづらい揺れにも意味があると気づかせてくれるところです。決して大げさな学びではないけれど、「自分も同じだ」と思えるだけで少し楽になります。 曖昧な気持ちを抱えたまま進んでいる人に、静かに刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
2人でいることがすっかり当たり前になってきた、家出JK・沙優とサラリーマンの吉田。自分とまっすぐ向き合ってくれる吉田と同居するうちに、沙優は自分の将来を見つめ、実家へ帰る覚悟を決めつつあった。そんなとき、吉田と同じ会社に、高校時代の彼女・神田先輩が異動してくる。吉田がかつて付き合っていたひと。予想もしなかった存在に、沙優の心はかき乱される。「私のことは、どう思ってる?」「吉田さんにとって、私って、何?」さらには戸惑う沙優のバイト先へ見慣れない高級車が現れて——サラリーマンと女子高生の日常ラブコメディ、波乱の第3巻。【神田先輩の休日を描く、書き下ろしショートストーリーを収録した電子特別版】
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