
最新版 順天堂大学が教えるパーキンソン病の自宅療法
服部 信孝
主婦の友社 / 2018-12-27
この本について
パーキンソン病について調べようとすると、情報が散らばっていて、どこから理解すればいいのか分からないまま時間だけ過ぎてしまうことがあります。身近な人の症状が「これって年齢のせい?」なのか「病気の一部?」なのか判断できず、医療の専門用語も多くて、余計に不安が増える……。僕自身、家族の体調の変化を前に同じように戸惑ったことがあるので、この感じはよく分かります。 この本が助かったのは、まず“何が起きているのか”をシンプルに説明してくれるところです。黒質でつくられるドパミンが減るとどんな動きの変化が出るのか、初期に現れやすい筋肉のこわばりがどうつながっていくのか、といった流れが具体的に書かれていて、症状のばらつきを自分の中で整理しやすくなりました。また、MRI・PET・SPECTといった検査の役割や、薬の種類(レボドパ、ドパミン受容体作動薬、MAO-B阻害剤など)の使い分けも、専門知識ゼロでも理解しやすい形でまとめられています。 さらに、治療の話だけで終わらず、自宅でできる体操や、進行度に応じた支援制度の説明まで含まれているのが心強いところです。日常の中でできることが少しでも見えると、「先がまったく見えない」という感覚が和らぎます。家族ができる関わり方が分かるだけでも、気持ちに余裕が生まれるものです。 身近な人の変化にどう向き合えばいいか迷っている人、あるいは医療情報を一次情報として落ち着いて整理したい人に特に刺さる一冊だと思います。専門書ほど難しくなく、かといって一般向けに薄めてもいない、ちょうどいい距離感の本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの37%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




