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弁護士・公認会計士の視点と実務 中小企業のM&A-スキーム・バリュエーション・デューデリジェンス・契約・クロージング 弁護士・公認会計士の視点と実務 中小企業のM&A-スキーム・バリュエーション・デューデリジェンス・契約・クロージング

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加藤真朗

累計読者数3
平均ハイライト数 7件/人
star総合評価 35/100
boltライト読書型
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この本について

中小企業のM&Aに関わると、表に出てこない不安がどうしてもつきまといます。帳簿の裏側はどこまで信じていいのかとか、キーパーソンが抜けた瞬間に企業価値が変わってしまうのでは…とか。実際、僕も「この会社、本当にこの数字どおりなんだろうか」と現地訪問のたびに落ち着かない気持ちになることがあります。 この本がありがたかったのは、そうした“見えない不安”を構造として捉え直せたことです。たとえば、財務・事業・法務の三つのDDを最低ラインとして押さえる理由が、単なる手続きではなく「中小企業特有の依存リスクをどう把握するか」という視点で語られているところ。現場では名目を変えて訪問したり、目的を伏せてヒアリングしたりと制約だらけですが、その中で何を優先して掘りに行くべきかが整理されます。また、事業譲渡のように“何を承継し、何を承継しないか”を契約でコントロールできる一方、相手方同意の煩雑さとどう付き合うかなど、リアルな手間まで書かれているのが助かりました。 派手さはないけれど、M&Aを「慎重に進めたい人」にとっては、実務の見通しが一段クリアになる本だと思います。実際の作業で迷ったときに、机の端に置いておきたくなるタイプの一冊でした。

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