
類人猿分類公式マニュアル2.0 人間関係に必要な知恵はすべて類人猿に学んだ (夜間飛行)
Team GATHER Project、名越康文
この本について
人と話していて「なんでこの人はこうなんだろう」と、理由がつかめないまま疲れてしまうことがあります。同じ温度で話しているつもりなのに、相手からすると「話が長い」「落ちがない」と感じられていたり、こちらも相手のペースにモヤっとしたり。仕事でも旅行でも、価値観のズレが続くと、相手を嫌いになりたくないのに距離を置いてしまうことすらあります。 この本を読んでみて一番救われたのは、「細かく見れば人はもっと複雑だけど、まずは4つに分けてみる」という割り切りが許された感覚でした。人間を決めつけるためではなく、むしろ自分が持っている“色眼鏡”をいったん外すための分類なんだと思えます。タイプ別の特徴が書かれているけれど、神格化はされていなくて、「そりゃ4つで全部は説明できないよね」という前提がちゃんとある。その現実的な距離感が、自分の少数派っぽい感性とも相性がよかったです。 特に刺さったのは、相性の悪い相手を避けるのではなく、「強みを活かして仲間に引き込む」という考え方でした。苦手な人を無理に理解しようとするより、自分のタイプの得意を基点に動くほうが、関係が驚くほど前に進む。決断力が噛み合わず物事が停滞していた相手とも、ペースの違いを責めるのではなく、役割を分けて動くことでちゃんと話が前に進むようになる。その変化を実感しやすい内容です。 「人間関係で消耗しているけど、雑な決めつけの心理本は苦手」という人には、ちょうどいい距離で読める一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの50%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要



