
Die With Zero: Getting All You Can from Your Money and Your Life—A Revolutionary Approach to Maximizing Life Experiences Over Accumulating Wealth (English Edition)
Bill Perkins
Mariner Books / 2020
この本について
お金のことを考えるたびに、将来が怖くてつい貯める方向に偏ってしまうことってありませんか。いくらか蓄えはあるのに、「まだ足りない気がする」「使うのはなんとなく不安」という感覚が抜けないまま、結局やりたいことを後まわしにしてしまうあの感じです。僕も長くそこでもやもやしていました。 『Die With Zero』を読んで印象的だったのは、著者が「蓄えること」そのものを否定しているわけではなく、時間や体力とお金のバランスが崩れると、せっかく積み上げたものが“活かされずに終わる”という、ごく現実的な視点をくれるところでした。読者が保存していた語句に、frugality や accumulating、stingy、lavish など、お金の使い方にまつわる揺れが多かったのも納得で、まさにその揺れに一つずつ光を当ててくれる本です。若い時期にしかできない経験の“価値”を、感覚ではなく時間軸で示してくれるので、使うべき場面が具体的に見えてきますし、人生全体で見たとき「今の自分はどこに投資すべきか」が整理されていきます。 必要以上に浪費をすすめる本ではないので安心してほしくて、むしろ「将来の不安に引っ張られて、今が痩せてしまっている人」にこそ向いています。貯める・使うのどちらが正しいかではなく、“自分にとっての適切なバランス”を落ち着いて考えたい人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの56%が集中しています。
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