
世界のビジネスエリートは知っている教養としてのコーヒー
井崎 英典
SBクリエイティブ / 2023-02-28
累計読者数63
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推定読了時間 約3時間47分
star総合評価 61/100
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この本について
仕事の合間に飲むコーヒーが「ただのルーティン」になっていて、どこか味気ないなと思うことがありました。道具や産地にこだわるほどの余裕もないし、詳しい人の世界に踏み込むのも少し怖い。でも、一日の区切りとして淹れている一杯に、もう少し意味があればいいのに…とずっと思っていました。 この本は、そういうぼんやりしたモヤモヤに静かに効いてきます。ネルドリップが日本独自の文化だったり、エスプレッソがシアトルで花開いて今のカフェ文化につながっている事実を知ると、普段飲んでいる一杯が急に立体的になります。また、ヨーロッパでは「コーヒーを飲む権利」が人権のように扱われてきた一方で、その裏には植民地の労働や搾取があったという歴史も描かれていて、日常の一杯にある光と影の両方を意識させられます。さらに、生産処理や等級の違い、豆の保存技術など、味に関わる仕組みが丁寧に説明されていて、専門知識なのに不思議とするすると入ってきます。 読み終わるころには、「今日はどんな背景のある豆だろう」と軽く調べてみたり、相手のオフィスで出されたコーヒーが会話の糸口になったりと、小さな行動が変わります。大げさに人生が変わるわけではないけれど、日常のコーヒーが少しだけ豊かになる。その変化がちょうどいい本です。 自分のペースで教養を増やしたい人に静かに刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
世界で活躍するバリスタ・チャンピオンが教える ビジネスパーソンこそ知っておきたいコーヒーの教養 コーヒーは、現代の必須教養だ。 なぜなら、例えば…… 「コーヒー文化」は世界共通の話題であり、 「コーヒーの歴史」は現代にいたる国際関係につながっていて、 「コーヒービジネス」には日本人が苦手な事業戦略が見えるし、 「コーヒーの嗜み」には海外が絶賛する禅の精神が潜んでいるからだ。 アジア人初の世界チャンピオンであるバリスタでありながら、 コーヒーコンサルタントとして 日本マクドナルドはじめ国内外の企業のビジネスに関わる著者が語る コーヒーの過去から未来まで、おさえておきたい教養がここに。 巻末では、コーヒー初心者のための淹れ方・選び方も解説。 世界一のバリスタが教える嗜み方とは? アジア人初のバリスタ世界チャンピオンに輝いた著者は 自ら会社を立ち上げ、企業やバリスタたちの活動を支援するコンサル業務にあたっている。 年間200日を海外で過ごし、多くのビジネスパーソンと接するなかで気づいたのが 「教養としてのコーヒー」の有用性だという。 「なぜビジネスエリートにコーヒーは欠かせないのか」から始まり 現代人として知っておきたいコーヒーの教養をさまざまな視点から解説する。 地理、歴史、文化、経済、ビジネス、技術、未来……。 本書を通じて通じて見えてくる世界がある。 バリスタとして教えるおいしいコーヒーの選び方、淹れ方、嗜み方も必読だ。 ※カバー画像が異なる場合があります。
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