
セックスのほんとう 【電子特典付】 (ハフポストブックス)
一徹
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2019-06-28
この本について
セックスのことで悩む時って、技術というより「これって言っていいのかな」とか「相手はどう感じてるんだろう」という、言葉にしにくい不安のほうが大きかったりしませんか。自分もそこを放置したまま、なんとなく気まずさだけが積み上がっていく時期がありました。 この本がよかったのは、いきなり“うまくやる方法”を語るんじゃなくて、断る時の気まずさや、相手の不安、前戯の温度差みたいな、実際にぶつかりやすい場面に手を伸ばしてくれるところです。たとえば「断った側が次を提案する」という関係の保ち方や、「いちゃいちゃの時間を長くしたほうが安心につながる」という視点は、技術より先に土台としてほしかったものだと感じました。キスの仕方や触れ方も書いてあるけれど、結局その奥にある“どうやって相手とつながるか”が一貫しているので、読みながら自分との会話みたいになりました。 特に、女性の感じ方には区切りがないとか、SOS を言い出しにくいとか、現実のズレをそのまま言語化してくれている点はかなり救われました。自分が引っかかっていた「どこまで聞いていいのか」という戸惑いが、少しほぐれる感じがありました。うまさより誠実さのほうが関係を前に進めるというのも、経験値のある人ほど腑に落ちる気がします。 パートナーとの距離感に悩んでいる人、あるいは「技術の前に何を整えればいいのか」を知りたい人には静かに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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