
20字に削ぎ落とせ ワンビッグメッセージで相手を動かす
リップシャッツ信元 夏代
株式会社朝日新聞出版 / 2019-07-05
この本について
プレゼンや説明の場で、つい「あれもこれも伝えなきゃ」と思って話が散らかってしまうこと、僕もよくあります。正しさは伝えているはずなのに、相手の反応が鈍い。頑張って準備したのに、終わったあとに「結局何を伝えたかったんだろう…」と自分でもわからなくなるあの感じです。 この本は、そんなモヤモヤを「削ぎ落とす勇気」という切り口で整理してくれました。特に刺さったのは、相手は理性より先に感情で動くという前提に立つことと、メッセージをひとつに絞ることで相手にとっての“未来予想図”がやっと見えてくる、という視点です。情報量を増やすより、聞き手が「自分のこととして受け取れるか」を軸にプレゼンを組み立てる方が、結果的に伝わり方が大きく変わるんだと腑に落ちました。自分が何者なのか、どんな思いで話しているのかを示すことで、相手との距離も縮まります。 読んでいて、プレゼンって「情報の詰め合わせ」ではなくて、聞き手にとっての体験をつくる行為なんだな、と考えが変わりました。自分視点ではなく、聞き手が主役になるように流れを組み立てる。Think, Act, Learn, Laugh のように、相手にどう変わってほしいのかまでイメージする。難しそうでいて、やってみると自分の話し方がスッと整っていくのがわかるはずです。 自分の説明や提案が「なぜか伝わらない」と感じている人に、とても合う本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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