
プレゼンは「目線」で決まる
西脇資哲
ダイヤモンド社 / 2015-06-29
この本について
プレゼンって、準備したほど相手の反応が返ってこなくて、「あれ、何が悪かったんだろう…」と帰り道で落ち込むことが多いですよね。話す内容は悪くないはずなのに、相手の目線が泳いでいたり、終わったあとに具体的なアクションが起きなかったり。僕もずっと同じところでつまずいていました。 この本が効くのは、「見せ方」や「話し方」のテクニックより前に、そもそも相手の目線がどこにあり、何を欲しているのかを丁寧に扱っているところです。聞き手の視線が一点に集まるスライドの作り方とか、まず前半で“大きな話題→相手と近い話題→相手の欲しい話題”に触れる流れとか、すぐ明日の資料づくりに持ち込める工夫が多いんですよね。さらに刺さったのは、プレゼンのゴールを「理解」ではなく「相手のアクション」と定義している点で、終わったら相手からの連絡を待つのではなく、こちらから動くのが前提という姿勢です。単なる改善じゃなく、仕事としてのプレゼンがようやく腑に落ちる感覚がありました。 自分のプレゼンを「骨格」としてA4一枚に落とし込み、そこからスライドを派生させていくやり方も、迷子になりがちな僕にはすごくしっくりきました。聞き手が望んでそこにいるとは限らない、という前提も妙にリアルで、だからこそ目線をどう誘導するかが重要なんだと腹落ちします。 「資料を整えたのに伝わらない」「そもそも聞いてもらえている気がしない」という人には、かなり刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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