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サードドア―精神的資産のふやし方

サードドア―精神的資産のふやし方

アレックス バナヤン and 大田黒 奉之

累計読者数100
平均ハイライト数 26.8件/人
star総合評価 76/100
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この本について

人から見れば順調でも、自分の中では「このままレールに乗っていくだけでいいのか」とそわそわする時期ってありますよね。周りに相談しても、だいたい返ってくるのは安全な選択肢ばかりで、余計に自分の気持ちがわからなくなる。僕も同じように、目の前のタスクをこなしているだけの日が続くと、「これって本当に自分の人生なんだろうか」と立ち止まってしまいます。 『サードドア』は、そんなモヤモヤを「無かったことにしない」ための視点をくれる本です。大きいことをしろ、という話ではなく、むしろ小さな選択の積み重ねが人生の分岐になっていくという、ごく現実的な感覚が強い。特に印象的なのは、点と点は未来でつながないとわからない、という話。今の選択が将来の何につながるかは本当に見えませんが、それでも動く人だけが後から意味を回収していくんだろうな、と腑に落ちました。また、相手の不信感をどう取り除くかとか、自分のエゴとどう向き合うかといった、泥くさい部分の話が多いのも救われます。きれいごとではなく、ちゃんと現場の重さに触れている。 「周りから理解されにくい選択肢を前にして足が止まっている人」に特に刺さると思います。直線のレールを外れる怖さは消えませんが、別の角度から見れば違う道があるかもしれない。そんなふうに、自分の歩幅で選び直すきっかけをくれる一冊でした。

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