
東大No.1頭脳が教える 頭を鍛える5つの習慣
水上 颯
この本について
勉強でも仕事でも、「ちゃんとやらなきゃ」と思うほど空回りして、結局なにも進んでない日ってありますよね。覚えたつもりのことは翌日には抜けているし、やる気だけはあるのに続かない。自分には向いてないのかな、と落ち込むあの感じ。僕も同じで、どうしたら現実的に積み上げられるのかをずっと探してきました。 この本がよかったのは、努力や才能の話を大きく語るんじゃなくて、「続けられる形に落とすとこうなるよ」という視点がすごく生活に近いところに置かれていることです。例えば、覚えられないのは才能の問題じゃなくて“触れている時間の長さ”だという考え方や、白い紙に書き出して定着度を確かめるという地味だけど効く方法。さらに、無理に根性で走り切ろうとするより、バイオリズムに合わせて淡々と積むほうが結果的に伸びるという考え方も、現実をちゃんと見ていて救われました。行動の量を増やすより、持続可能な形に最適化していく感じです。 そして、著者が「天才」という言葉に距離を置き、習慣の積み重ねを淡々と語っているのも印象的でした。本は“教えてくれるもの”ではなく、“考えさせてくれるもの”というスタンスもあって、読みながら自分のやり方を組み替える感覚が強いです。自分のスタイルを試行錯誤しながらつくっていく人には、かなりしっくり来ると思います。 「頑張りたい気持ちはあるのに、息切れしてしまう」「根性ではもう走れない」そんな人にほど、静かに効いてくる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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