
50歳からの逆転キャリア戦略 「定年=リタイア」ではない時代の一番いい働き方、辞め方 (PHPビジネス新書)
前川 孝雄
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star総合評価 51/100
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この本について
40代後半くらいになると、「このまま会社にいるだけでいいんだろうか」とか、「上司との板挟みで疲れちゃったな」とか、じわっとした不安が増えてきますよね。かといって、いきなり辞める勇気もないし、何から手をつければいいかも分からない。僕自身も同じように揺れてきたので、この本の言葉がところどころ刺さりました。 特に大きかったのは、会社を出る前に“今の環境でしか身につかないもの”を拾い直す視点です。役職定年を嘆くのではなく、プレイヤーに戻ることで自分の腕を磨き直すチャンスにもなるし、社内にこそ学べる場がたくさんあるという指摘は、意外と見落としていたところでした。また、つながりの話も印象的で、濃い関係だけでなく、薄くなりかけた縁が思わぬ転機を運んでくるという考え方は、実際の行動にも落とし込みやすいと思います。 もうひとつ、読者がよく保存していたのが「自分のキャリアのハンドルを自分で握る」という部分でした。辞めるか残るかの二択ではなく、自分の価値観に合わせてどう働きたいのかを丁寧に見直すこと。そのプロセスを、現実的なステップで示してくれているので、焦りがちの僕にはちょうどよかったです。 こんな人に刺さると思います。会社を辞めたいわけじゃないけど、このまま会社任せで歳を重ねるのはちょっと怖い、というタイプ。焦らず現実的に「次の20年」を考えるきっかけになる一冊でした。
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