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早期退職時代のサバイバル術 (幻冬舎新書)

早期退職時代のサバイバル術 (幻冬舎新書)

小林祐児

幻冬舎 / 2022-03-30

累計読者数3
平均ハイライト数 33件/人
推定読了時間 約5時間7分
star総合評価 80/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 90%

この本について

最近、会社の中で「このまま年齢だけ重ねていって大丈夫なんだろうか」と落ち着かない気分になることが増えました。働き方の変化が騒がれる一方で、自分の興味は狭くなっていくし、相談できる相手も同じ職場の数人だけ。何かを変えたい気持ちはあるのに、何を手がかりにすればいいのかがよく分からないまま時間だけが進んでいく感じがあります。 『早期退職時代のサバイバル術』が刺さったのは、こうした不安を「個人の心の問題」に閉じ込めず、制度や働き方の構造とセットで説明してくれたところでした。例えば、終身雇用の安定が興味の幅を狭めていくとか、会社への愛着が年齢とともに成果につながらなくなるとか、一見“自分の努力不足”に見える現象が、実は環境との組み合わせで起きていると分かるだけで肩の力が抜けます。また、中高年になるほど対話の機会が減ることで変化への適応力が落ちていくという話も、今の自分の行き詰まりと重なりました。 この本を読むと、「何をすればいいか」が急に明快になるわけではないですが、少なくとも自分の働き方をどう立て直すかの目線が変わります。興味の柔軟性をどう取り戻すか、社内外でどんな対話を増やすべきか、そして組織に任せきりにしないキャリアの作り方をどう始めるか。どれも大げさな話ではなく、現実的で手を伸ばせる範囲のものばかりです。 今の会社での先行きに微かな不安を抱えている人、特に「このまま同じ場所にいていいのか」と静かに悩んでいる中堅〜中高年の人には、かなり刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

コロナ禍で早期退職の募集が急増している。対象は3年連続で1万人を超え、リーマンショック後に次ぐ高水準だ。業績良好な企業の「黒字リストラ」も少なくない。長年尽くした会社から突然、戦力外通告を突きつけられ、会社に残れば「働かないおじさん」と後ろ指を指される。なぜキャリアを積んだ中高年がこんなに邪魔者扱いされるのか。転職すべきか、留まるべきか、どう変わればいいのか。制度疲労を起こしている「日本型雇用」の問題を浮き彫りにしながら、大リストラ時代を生き残る術を示す。
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