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罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)

罰ゲーム化する管理職 バグだらけの職場の修正法(インターナショナル新書) (集英社インターナショナル)

小林祐児

集英社 / 2024-02-07

累計読者数40
平均ハイライト数 31.7件/人
推定読了時間 約3時間42分
star総合評価 79/100
trending_up後半加速型
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この本について

管理職まわりの話をしていると、「みんな限界っぽいのに、仕組みはそのまま」で回している感じにモヤッとすることがあります。やるべきことは増える一方なのに、裁量や仲間は増えない。部下の育成どころか、自分の学ぶ時間すら確保できない。そういう“詰まり”に心当たりがある人には、この本がかなり落ち着いて状況を整理してくれました。 読んでみて大きかったのは、まず「リーダーが頑張れば解決する」という前提そのものを外してくれるところです。管理職だけに期待を乗せすぎる構造を“幻想”として捉え直すと、自分が無能なのではなく、仕組みが歪んでいるだけだと腑に落ちる場面が多いです。また、やたらと重複した業務や過度なマイクロマネジメントが、下の層まで“考えない構造”を連鎖させている話は、現場の実感とよく重なりました。自分がやらないと回らない…と思い込んでいた部分が、実は役割の設計で変えられるかもしれないと気づけます。 もう一つは、管理職の増減やポスト設計、次世代リーダー育成の仕方など、個人の努力では触れられない“組織の構造”に光を当ててくれる点です。自分の後任を育てることを職務に組み込む発想や、専門性に寄せたキャリア設計など、現実的な打ち手が示されていて、読んだあとに「自分が何に悩んでいたのか」が言語化されました。 管理職として踏ん張っているけれど、そろそろ体力と気力の限界が見えかけている人に刺さると思います。自分を責める前に、いったん構造を見直す視点をくれる本でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

高い自殺率、縮む給与差、育たぬ後任、辞めていく女性と若手――、日本の管理職の異常な「罰ゲーム化」をデータで示し、解決策を提案する。「管理職の活性化」に悩む経営層にも、現場の管理職にも役立つ、知恵とヒントに溢れた1冊。
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