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上司の9割は部下の成長に無関心 「人が育つ現場」を取り戻す処方箋 PHPビジネス新書

上司の9割は部下の成長に無関心 「人が育つ現場」を取り戻す処方箋 PHPビジネス新書

前川 孝雄

PHP研究所 / 2015-10-16

累計読者数3
平均ハイライト数 8.7件/人
推定読了時間 約2時間40分
star総合評価 58/100
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この本について

マネジメントをしていると、「自分でやったほうが早い」「そもそも育て方なんて教わってない」とモヤっとする場面が多いと思います。部下の様子を見ながらも、どこまで任せて、どこから支えるべきなのか。正直、僕もずっと揺れ続けています。 この本が面白いのは、「育成しなきゃいけない」と精神論を押してくるのではなく、無意識のうちに僕らが陥っている思考パターンを丁寧にほどいてくれるところです。たとえば、部下が伸びないのは情熱不足ではなく、上司の“無関心”が原因になること。あるいは、自分が頑張って数字を追ってしまうのは、プレイングマネジャーとしての逃げ道に依存しているだけかもしれないこと。読みながら「たしかに思い当たる…」と冷や汗をかく場面が何度もありました。 さらに救いだったのは、「任せる=放置」ではなく、背伸びする仕事を渡し、周囲を巻き込みながらやり遂げてもらい、最後に一緒に振り返るだけでいい、というシンプルな構造に落ちていたことです。全部を教え込む必要も、四六時中見張る必要もない。むしろ、見守ることでしか部下は育たないという指摘は、肩に入りがちな力をすっと抜いてくれました。 部下との距離感にずっと悩んでいる人や、プレイングマネジャーから抜け出せずにいる人には特に刺さると思います。自分のやり方を見直すきっかけが、ひとつ増えるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「管理職といってもプレイングマネジャーで、部下以上に高い数値目標を持たされている。加えて、さまざまな会議・プロジェクトにも駆り出され、自分の仕事をこなすだけで精一杯。部下の育成をもっとやらなきゃと思いつつも、とてもそこまで手が回らない……」現代の中間管理職の置かれている状況は過酷である。経営陣からは、「人材育成こそ管理職の最重要業務」と言われる一方で、「短期業績目標も必ず達成せよ」と矛盾する要求をつきつけられる。しかも十分な人員を与えられていないので、プレイングマネジャーとして現場で人一倍成果を出し続けなければならない。そうしたなか、“部下の育成・成長に関心を持てない上司”が急増している。現状をこのまま放置すれば、日本企業の競争優位の源泉だった「人が育つ現場」はますます劣化・崩壊していってしまう。そして近い将来、その代償を支払うことになるのは間違いなく今の中間管理職自身である。本書では、日本企業の働く現場に精通する著者が、「人が育つ現場」を取り戻すための処方箋を説く。 【PHP研究所】
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