
結婚しない男たち 増え続ける未婚男性「ソロ男」のリアル (ディスカヴァー携書)
荒川和久
累計読者数10
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推定読了時間 約6時間41分
star総合評価 59/100
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この本について
人と距離を置きたいわけじゃないのに、集団に混ざると急にしんどくなることがあります。買い物ひとつとっても、誰かが「これが売れてる」と言った瞬間に気持ちが冷めてしまったり、逆に自分が見つけたものが褒められると妙にうれしかったり。頭では「面倒くさい性格だな」と思いつつ、どう扱えばいいのか自分でもよく分からないまま日々が過ぎていく感じです。 この本が面白いのは、そうした“扱いづらさ”を責めるのではなく、「それってこういう行動パターンだよね」と淡々と解像度を上げてくれるところです。たとえば、男性の一人行動がまだ妙に誤解されやすい現実や、承認と達成のスイッチがどう入るのか、消費が「目的」や「使用シーン」で変わる話など、自分でも説明できなかったモヤモヤを言語化してくれます。読み進めるうちに、行動理由が見えるだけでこんなに身軽になるのかと驚きます。自分の“変なこだわり”も、ただの欠点じゃなくて特徴として扱えるようになる感じです。 特に刺さるのは、「売れているものは買わないのに、自分が選んだものが売れるとうれしい」という矛盾を、無理に正そうとせず、そのままの構造として示してくれるところ。こういう視点を持つだけで、買い物の選び方も、人との距離の取り方も少し楽になります。 自分の性格を「やっかいだな」と思い続けてきた人にこそ、静かに効く一冊です。
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出版社による紹介
男性の生涯未婚率は近年増え続け、いつの間にか、独身男性はもはや少数派では片づけられないボリュームにまで成長した。人数ボリュームが拡大するということは、そこに消費のポテンシャルも生まれてくる。にもかかわらず、「消費は女性が動かす」と言われて相手にされなかった彼ら独身男性。今までベールに包まれていた、そんな「結婚しない」独身一人暮らし男性(「ソロ活動系男子」、略して「ソロ男」)に着目した。本書は、彼らの生活意識や価値観・性格・消費行動などの定量・定性調査をふまえ、新たなマーケティング活動のヒントが得られないか、をまとめたものである。
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