
統合失調症の一族 遺伝か、環境か
ロバート コルカー and 柴田 裕之
累計読者数12
平均ハイライト数 9.6件/人
star総合評価 58/100
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この本について
家族や身近な人の「説明できない変化」に向き合うとき、何が正しいのか分からなくなる瞬間ってありますよね。支えたいのに手が届かない感じとか、自分がどう振る舞えばいいのか見失うあの感覚。僕もそういう場面で立ち止まることが多くて、この本に出会ったとき、単純な答えを探すより「見方を増やすこと」そのものが救いになるんだと気づきました。 『統合失調症の一族』は、疾患の捉え方が時代ごとに揺れ動き、家族がその波に振り回され続けた記録です。でも単なる医学史ではなく、耳をつんざくような現実に直面した家族が、それでも関係を“どう続けていくか”を模索する物語でもあります。遺伝か環境かという二元論では到底おさまらない揺らぎが描かれていて、自分の理解がどれだけ狭かったかを痛感させられます。 特に、症状そのものより「家族全体のロジックが変わってしまう」という指摘や、治療の歴史が家族の人生そのものに重なっていく描写は、身近な誰かの変化に戸惑ったことのある人なら刺さるはずです。何かを断定しないまま、それでも関わり続けるための視点が静かに増えていきます。 身内の“しんどさ”にどう向き合えばいいか迷っている人に届く一冊だと思います。
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出版社による紹介
6人の子どもたちはある日突然、幻覚を見るようになった。12人中6人の子どもが統合失調症を発症した理由とは。一家に潜む闇に迫る
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