
知らないとヤバい ソロ社会マーケティングの本質
荒川和久
ぱる出版
この本について
仕事でも日常でも、「世代で括られても全然しっくり来ないな…」とか、「自分の感覚ってどこに位置づくんだろう」とモヤッとすることが多くて。特にマーケや企画に関わると、Z世代だのミレニアルだのという言葉だけが独り歩きして、目の前の人の実感が抜け落ちているように感じるんですよね。 この本は、その違和感を丁寧に言語化してくれました。世代じゃなくて“経済環境”が価値観をつくるという視点は、かなり腹落ちします。たとえば「独身市場」とひとまとめにしがちな領域でも、40〜50代の独身男性が実は最も消費ポテンシャルが高いとか、ソロ度の強弱でニーズが全く変わるとか、現場で使える考え方が多いです。自分の経験でも「なんでこれが刺さらないんだろう」と迷った場面がいくつか思い出されて、原因が線でつながる感覚がありました。 そしてもう一つ大きかったのは、「誰でも時と場合によってソロを求める」という指摘。既婚か独身かではなく、あくまで状況で揺れる“個人のリズム”として捉える発想です。通勤時間が一人になれる貴重な時間だった、という例にも妙に納得してしまいました。 世代論に違和感がある人、ターゲットが曖昧なまま企画を進めてしまいがちな人には特に刺さると思います。自分の思い込みの枠がひとつ外れる感覚がありました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
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