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世界を変えた10冊の本

世界を変えた10冊の本

池上 彰

文藝春秋 / 2014-02-10

累計読者数93
平均ハイライト数 12.3件/人
推定読了時間 約3時間13分
star総合評価 61/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 34%

この本について

仕事のニュースを追っていても、世界情勢の話を聞いても、「結局これは何が背景なんだっけ」と立ち止まることがよくあります。表面の出来事は知っているつもりでも、その奥にある思想や宗教、経済の仕組みとなると一気に心許なくなる感じです。自分もそこでつまずくことが多く、何度も同じところでモヤモヤしてきました。 『世界を変えた10冊の本』が面白かったのは、そういう“背景の断片”がひとつの線につながる瞬間があるところです。たとえば、資本主義の裏側にプロテスタントの「職業は神からの義務」という考え方があったり、極端な思想や運動がどんな文脈から生まれてきたのかが、断片ではなく流れとして見えてきます。また、DDTや環境問題のように、当時は革新的だった技術がなぜ危険視されるようになったのか、その道のりも淡々と追ってくれるので、自分の判断軸がひとつ増える感覚がありました。 世界史を勉強し直すような重さはなく、でもニュースを見る時の視点が確実に変わる。そんな読み心地でした。いまの社会の動きが「どこから来ていて、どこへ向かうのか」をもう少し自分の言葉でつかみたい人には、かなり刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

『聖書』の基礎を知ることで見えてくる歴史の流れとは? 革命の原動力となった『資本論』の論理とは? 『コーラン』『種の起源』『アンネの日記』あるいはケインズ、フリードマンの経済書まで、世界に大きな影響を与えた10冊の本を池上さんが厳選、その内容をわかりやすく紹介するとともに、歴史的意義を解き明かします。私たちが生きる現代を形作っている思想や、日々メディアで報じられている国際問題の源泉がこの1冊でわかる!
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