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「過干渉」をやめたら子どもは伸びる(小学館新書)

「過干渉」をやめたら子どもは伸びる(小学館新書)

西郷孝彦, 尾木直樹, and 吉原毅

小学館 / 2020-04-07

累計読者数3
平均ハイライト数 29.7件/人
推定読了時間 約2時間58分
star総合評価 69/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 45%

この本について

子どものことで悩んでいると、つい「ちゃんとさせなきゃ」「将来困らないように」と手を出したくなる瞬間がありますよね。見守りたい気持ちと、不安から口を出してしまう気持ちのあいだで揺れるあの感じ、けっこうしんどいと思います。 この本を読んで印象的だったのは、校則をなくしてみたら、むしろ子どものほうが落ち着いていったという話です。外見の縛りを手放した学校のほうがいじめが減ったり、自由があるぶん自分で考え始めたり。机上の教育論ではなく、現場で実際に起きた変化がたくさん語られていて、「ああ、子どもって本来こういう力を持っているんだな」と素直に思わされます。 また、困ったときに子どもに意見を聞くという姿勢が何度も出てくるのですが、これが大人側の思い込みをほどいてくれるんですよね。遅刻ひとつ取っても、背景には生活環境や心の状態が隠れているかもしれない。そこを一律のルールで押しつぶすのではなく、「なぜ困っているのか」を観察するところから始めようという視点が、とても現実的です。 子どもにどう接したらいいか迷ったとき、力でなんとかしようとする前に一度立ち止まるきっかけをくれる本です。「管理する以外の道を探したい人」に静かに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

教育改革最前線。うちの子はどうなる? 学習指導要領が約10年ぶりに改訂され、2020年度より小学校、2021年度より中学校で実施。かたや大学入試制度改革は迷走し、日本の教育が大きな転換期を迎えている。 一方、国際経営開発研究所が発表した、主要63か国の「世界競争力ランキング2019」では、日本は順位を5つ下げ、30位に急落。東アジアの中でもシンガポールや中国、台湾、タイ、韓国の後塵を拝し、もはや日本型教育では、国際社会で通用しないことは明らかだ。 さらに近い将来、現在ある職業の大部分がAIに取って代わられるといわれる。 「いい学校に入れば、いい生活が送れる」時代は終わった。 こうした危機的状況にいち早く気づき、子ども主体の教育に舵をきってきた人がいる。 1人は「校則なくした中学校」の校長、もう1人は名門男子中高一貫校の理事長、最後の1人は子育てやいじめ問題に真正面から取り組んできた教育評論家だ。 立場の異なる教育最前線の3人が、意外と気づきにくい「子どもが生まれ持つ本来の特性」を解きながら、才能を伸ばしていく方法を明らかにする。 学校に息苦しさを感じる親も子も、教壇に立つ先生も、ぜひ読んでほしい1冊です!
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