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麹町中学校の型破り校長 非常識な教え (SB新書)

麹町中学校の型破り校長 非常識な教え (SB新書)

工藤 勇一

SBクリエイティブ / 2019-09-05

累計読者数14
平均ハイライト数 24.3件/人
推定読了時間 約2時間24分
star総合評価 64/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%

この本について

子どものことで悩んでいるときって、「これって本当に今の子に合っているんだろうか…」みたいな、小さなモヤモヤが積み重なっていきますよね。勉強の習慣づけでも、失敗への向き合い方でも、つい大人の都合で「こうすべき」に寄せてしまう。でも内心では、それが逆効果なんじゃないかと気づいている。僕もまったく同じでした。 この本が助けてくれたのは、「正しさ」よりも「心の安全が先」という視点に戻してくれたことです。結果を褒めるよりプロセスを見ることとか、子どもの自由意思を尊重して最終判断を任せることとか、言葉では知っていたはずなのに、実際にはできていなかった部分が多かったんだと気づかされました。とくに「後ろで支えて、徹底的に待つ」という姿勢は、自分がどれだけ“先回り”に頼っていたかを痛感しました。 もうひとつ大きかったのは、「比較を基準にしない」という考え方です。大人が順位や勝ち負けを軸に褒め続けると、子どもは“評価される自分”ばかり気にするようになる。これは家庭でも職場でも同じで、心の安全が揺らぐと挑戦意欲が落ちていくんですよね。だからこそ、没頭している時間を“無駄”と切り捨てず、そこから外へつながるきっかけをそっと置いておく。このバランス感覚が、とても現実的でしっくりきました。 「子どもの主体性を大事にしたいけど、どこまで任せていいのかわからない人」にほど刺さる本です。理想論ではなく、迷いながら進む大人の視点で書かれているので、読んでいて変に力が入らないのもありがたかったです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

TVで話題の校長先生、初の親向け 子育て論 東京のど真ん中に「学校の常識」をひっくり返している公立中学校長がいます。 宿題は必要ない。固定担任制も廃止。中間・期末テストも廃止。 多くの全国の中学校で行われていることを問い直し、本当に次世代を担う子どもたちにとって必要な学校の形を追求しているのが、 千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長です。 大人が手を掛けすぎて、何でも他人のせいにする…。 そんな今の教育に反し、改革を断行し、話題を呼んでいます。 一部始終を表した『学校の「当たり前」をやめた。』はベストセラーに、朝日新聞、NHKなどメディア出演も昨年後半から急増。 文部科学省など視察は後を絶たない。 現役ビジネスマンであっても関心の高い、日本の教育問題。 それを根底から変える、稀代の教育者が初めて親向けに子育て論を出版! 「子どものために」が自立をはばむ――。 名門と呼ばれる麹町中学に赴任するやいなや、課題を200も挙げ、次々と改革に着手されていった工藤校長。その視点には、教育界にどっぷりつかった者や親が思考停止してしまっていて、気づかない「気づき」が多くあるのではないでしょうか。たとえば、宿題をとにかくやらせる、運動会で結束をうたって組体操をさせる…などなど、大義名分の名のもとに慣習を変えられない教育関係者は大勢いるはずです。 そこで本書は、「その教え方は本当に正しいのですか?」と投げかけることで、多くの親の教育への思考をクリアにできるのではないか、と企画いたしました。「子どものため」を思いながら、逆に自律を妨げてしまっている規制やルールや思い込み。そこから自由になることで、真に現代に合った子育てを標榜する、そのための1冊をめざします。
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