
妻が抱える「夫ストレス」
石原 加受子
KADOKAWA / 2015-11-19
この本について
夫との会話で、ちょっとした一言に心がざわついたり、「なんで私ばっかり頑張ってるんだろう」と思う日ってありますよね。相手は悪気がないように見えるのに、自分だけ疲れていく感じ。しかも、やらなきゃいけないことが頭の中に積み上がっていって、できない自分まで責めてしまう。そういうとき、この本の視点がけっこう効きました。 印象的だったのは、「相手に合わせて動く前提で、自分の気持ちを置き去りにしていないか」という指摘です。夫の否定的な言葉にいちいち反応してしまうのも、こちら側が“待つ側”になってしまっているのも、結局は自分の自由をどこかで手放しているサインなんだと思います。本書が提案する「自分中心」の見方は、相手を変えるためのテクニックじゃなくて、まず自分の身を守るための距離感をつくる方法に近いです。例えば、会話がしんどいと感じた瞬間にいったん引いてみるとか、「へえ、そうなんだ」で終わらせるとか、日常でちょっと試せるものが多いのもありがたいところでした。 特に刺さるのは、「仲よくしなければならない」という思い込みそのものを見直す場面です。夫婦像を一度まっさらにしてみると、自分が無意識のうちに背負っていた役割がどれだけ多かったかに気づきます。そこから、「本当はどうしたいのか」に目を向けられるようになると、相手に対しても少しだけ力を抜いて接する余裕が出てきました。 夫との関係に疲れたまま、何をどう変えていいかわからない人にほど、静かに届く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









