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なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか

なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか

山本 崇雄

日経BP / 2016-06-30

累計読者数8
平均ハイライト数 17.5件/人
推定読了時間 約2時間58分
star総合評価 53/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 19%

この本について

子どもや部下に「ちゃんと教えているはずなのに、動いてくれない」と感じることってありますよね。言えば言うほど伝わらないし、放っておくのも不安。自分の中でその揺れがずっと残っているとき、この本を読むと少し景色が変わります。 著者が語るのは、「教える量を増やす」ではなく「学び方を支える」という視点への切り替えです。実験や驚きの事実から入って“自分で考えたくなる状態”をつくったり、学び方を自分で選ばせたり、ペアやグループで誰かのために動く課題を混ぜたり。結局、人は自分のペースと選択肢を奪われると主体性をなくしてしまうんだな、と納得させられます。怒られるからやるのではなく、納得して動ける仕組みをどう整えるか。そこに大人側の腕が問われるんだと、少し背筋が伸びました。 家庭のエピソードも刺さります。親が勉強を強制しないからこそ、子どもが自分のタイミングで動き出す。大人が学ぶ姿そのものが、最良の“支援”になる。教えないというより、見守りながら一緒に考えるスタンスが結果を変えるという話は、職場にもそのまま通じると思います。 「教えるべきか、任せるべきか」でいつも揺れる人にこそ合う一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「勉強しなさい」と親が言わなくても、子どもが自分から机に向かうやる気を育て、 変化の大きい時代でも、たくましく生き抜く力を子どもにつけさせたいと思う親の必読書です。 「下町のトップ校」と言われ、作家の芥川龍之介や堀辰雄を排出した名門、 都立両国高等学校・附属中学校の現役英語教諭による、 家庭でもすぐに実践でき、学力を伸ばす教育法を解説します。 キーワードは、「教えない」。 この「教えない授業」とは、文科省が提唱する「アクティブ・ラーニング」の手法で行われるもので、 生徒の自立を促し、学ぶ楽しさを実感させることで結果として成績を伸ばす授業といえます。 家庭での教育でも応用ができ、本書では親がすぐに実践できる家庭での「教えない」教育方法についても具体的な手法を述べています。 2020年度に大学入試は大きく変わります。背景にあるのは、AI(人工知能)が台頭する時代でも、 グローバルな環境に対応し、コミュニケーション能力の高い人材を育てるためには、教育が変わらなければ立ちゆかないという危機感です。 今後、ますます不確実性が高まる時代、企業が求める人材を高校と大学教育が手を組んで育てていかなければ、 日本は立ちゆかないという危機感とも言えます。 著者がなぜ「教えない授業」という手法にたどりついたのかの試行錯誤の過程についても詳細に述べるとともに、 生徒や保護者、他の教科の教師らの手記も収録し、多角的に「教えない授業」の効果について検証しています。
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