
国外逃亡塾 普通の努力と少しばかりの勇気でチートモードな「自由」を手に入れる
白川 寧々
この本について
ときどき、自分の進路を考えるたびに「なんで日本の“普通ルート”しか頭に浮かばないんだろう」とモヤっとすることがあります。やりたいことはあるのに、選択肢を探しにいく力が足りない気がする。そもそも、自分が何を望んでいるのかもうまく言葉にできない。そんな行き止まりみたいな感覚に覚えがある人には、この本がかなり効きます。 まず、著者がずっと言っている「主語を取り戻す」という感覚が腑に落ちるんですよね。海外進学のノウハウ本に見えて、実は「世界のどこでどう生きたいのか」を英語で書き出しながら、自分の中身をつくり直す本でもあります。さらに、日本の内側だけを基準にしていたときには見えてこなかった“外の当たり前”が具体的に描かれていて、日系企業の賃金構造とか、ITと英語の組み合わせで広がる仕事の幅とか、現実的な話がちゃんと刺さる。プログラミングができるだけで本当に仕事が山ほどある、という視点の転換は自分の手持ちカードを見直すきっかけになります。 そして面白いのが、北欧やオランダ、ハンガリーの大学が「日本の私大と同じくらいの費用で超先進的な教育を受けられる」という現実が淡々と紹介されているところ。派手に煽らず、でも数字と制度の話が具体的なので、気づいたら「自分にも行けるかもしれない」と思えてくる。視野が広がるというより、「自分の世界の地図が描き直される」に近い感覚です。 こんな人に刺さります。今の“普通”に違和感があるけれど、どう動けばいいか分からない高校生・大学生、あるいはもう一度人生の選択肢を見直したい大人。読んだ後は、外の世界を調べるのがちょっと楽しくなります。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




