
ストレスフリーな52歳からの働き方
鵫巣和徳
この本について
歳を重ねるほど「このまま同じ働き方でいいのか」とか、「新しいことを始めたいのに腰が重い」といったモヤモヤが増えてきます。頭では変わらなきゃと思っていても、日々の習慣や会社の空気に縛られて、気づくといつもの世界に戻ってしまう。僕も同じで、気持ちだけが先に立って動けない時期が長くありました。 この本が効いてくるのは、そんな“変わりたいけど動けない”状況に対して、視点と行動の小さなスイッチをくれるところです。たとえば「常識を手放す」という一文が刺さっている人は多いですが、著者が言っているのは精神論ではなく、会社の外の世界に触れて脳の未開発領域を刺激するという、わりと地に足のついた話なんですよね。リアル書店に行く、いつもと違う人と会う、聞いたことは“すぐやってみる”。どれも大げさな挑戦ではないけれど、やると確かに景色が変わる。僕自身も、見知らぬコミュニティのイベントに足を運んだだけで、考え方が一段階アップデートされました。 そしてこの本が面白いのは、「長く働くために、脳も環境も緩やかにバージョンアップしていく」という発想です。後期高齢者が新しい技術を身につけていく話など、単純に勇気づけられるし、“変われないのは年齢のせい”という思い込みを静かに崩してくれます。急に大きな変化を求めないところも、無理がなくていいなと思いました。 こんな人に刺さると思います。会社以外の世界に興味はあるのに、結局いつもの習慣に戻ってしまう人。そんな方には、次の一歩のきっかけになる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
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