
レア力で生きる 「競争のない世界」を楽しむための学びの習慣
小宮山 利恵子
KADOKAWA / 2019-07-18
この本について
気づけば「今の仕事に慣れてきたし、このままでいいか」と思ってしまう時ってありますよね。自分でも理由がよくわからないまま、新しいことをやりたい気持ちだけが小さくくすぶっている。でも、面倒くささや不安のほうが先に立って、一歩が出ない。僕もよくそこで足が止まります。 この本は、そのブレーキの正体をやさしく見つけつつ、現実的に動ける視点をくれる一冊でした。大きな野望よりも、「好き」や「気になる」を小さく叩いてみるだけで扉が開くことがあること。経験や体験にお金と時間を使うことが、確実に自分に返ってくること。そして、アウトプットまでしてはじめて、自分の希少性が他人に届くということ。どれも当たり前のようで、日々の生活の中では忘れてしまいがちなことばかりです。 特に刺さったのは、「弱いつながり」を意識して広げていくと、自分の世界が勝手に広がるという話。身近な人だけで世界を閉じてしまうと、情報も発想も偏るけれど、少し勇気を出して動くと、思わぬ人との出会いやチャンスにつながる。僕自身、新しい場所に行くたびにアイデアのパーツが増えていく感覚があるので、とても納得感がありました。 仕事に行き詰まりを感じている人や、「このままじゃない気がするけど何をしたらいいかわからない」と思っている人には特に刺さると思います。大きく変わるための劇薬ではなく、小さく前に進むための視点が静かに積み重なっている本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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