
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎 夏海
廣済堂あかつき出版事業部 / 201008
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この本について
仕事でも部活でも、「結局うちって何を目指してるんだっけ…」みたいなモヤモヤが続く時ってありますよね。目の前の業務はこなしてるのに、何かしっくりこない。人に任せるのも苦手で、気づけば全部自分で抱え込んでいる。そういう時に読み返したくなるのが、この『もしドラ』でした。 この本が効くのは、抽象的な理屈じゃなくて、「組織ってこういう時に迷うんだよな」という場面にドラッカーの言葉が当てはまっていくところです。たとえば、「成果とは打率である」という一文は、失敗を避けるために安全運転になりがちな自分に刺さりますし、「われわれの事業は何か」を外から考える姿勢は、仕事の行き詰まりをほぐしてくれます。また、人の強みをどう生かすかという話が、登場人物の行動として描かれるので、自分のチームに置き換えて考えやすいんです。 ドラッカーの原典は重いけれど、ここでは物語を通して「視点の持ち方」が自然に染み込んでいきます。組織の目的を言語化できずに迷っている人、任された仕事をどう意味づければいいのか悩んでいる人には、ちょうどいい距離感で効いてくるはずです。
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