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「事業を創る人」の大研究

「事業を創る人」の大研究

田中聡 and 中原淳

クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2018-01-29

累計読者数60
平均ハイライト数 63.6件/人
推定読了時間 約4時間4分
star総合評価 77/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 33%

この本について

新規事業に関わっていると、「アイデア自体は悪くないはずなのに、社内のどこかで必ず止まる」「そもそも何が壁になっているのか自分でも言語化できない」みたいなモヤモヤがつきまといます。僕も既存事業の因果で説明しようとしては、無難な案しか出せなくなる時期がありました。 この本は、そうした“つまずきポイントの見取り図”をかなり丁寧に示してくれる一冊です。新規事業が形になるまでの段階ごとに、どんな障害が起きやすく、どこで誰を味方につける必要があるのかが具体的に描かれていて、読んでいると「ああ、あの時つぶれたのは自分の発想力じゃなくて仕組み側の問題だったのか」と視点が切り替わります。また、アイデアの良し悪しよりも“採用後に資源を動かせるメカニズムがあるか”が決定打になる、という指摘は、現場の実感と驚くほど重なりました。さらに、撤退シナリオまで含めて事前に共有することで身動きが軽くなる、という話も、机上の精神論ではなく、組織で動く時のリアルさがあります。 机の前で考え込むより、どの段階で足を取られやすいか知りたい人に向いています。新規事業を「個人の才能」ではなく「構造としてどう運ぶか」で捉え直したい時に、静かに効いてくる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「千三つ」と呼ばれるほど、新規事業を当てるのは難しいと言われています。 これまで、新規事業は成功を収めた企業や経営者による「戦略論」によって語られてきました。 しかし、戦略が良くてもコケるのが現実。では一体、何が真の問題なのか…? 本書では、その答えを探るべく、暗中模索の新規事業を統計データと質的データを用いて解剖し、新規事業をめぐる現場と組織を科学的に分析しました。 その結果見えてきたのは、新規事業部に配属された人々の孤独な茨の道。 「新規事業を成功させるのは斬新なアイデアではなく巻き込み力」 「新規事業の敵は『社内』にあり」 「出島モデル、ゼロイチ信奉の罠」 など、定説を覆すような、”人”をとりまく現実が明らかとなりました。 本書は、新規事業の担当者、現場マネジャー、経営幹部を成功に導く最先端の「見取り図」です。 [目次] ・はじめに ・「事業を創る人と組織に関する実態調査」の概要 ・序章 事業創造の実態を探る ・第1章 新規事業は「人」で決まる ・第2章 データで見る、創る人の実像 ・第3章 創る人を発掘し、任せる ・第4章 創る人を支える ・第5章 創る人と事業を育てる組織 ・第6章 Interview 事業を創る先進企業の最前線 ・おわりに 発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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