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世界で学べ 2030に生き残るために

世界で学べ 2030に生き残るために

大谷真樹

サンクチュアリ出版 / 2019-08-01

累計読者数3
平均ハイライト数 71.7件/人
推定読了時間 約3時間10分
star総合評価 69/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 31%

この本について

社会の変化が速すぎて、今の働き方や学び方のままでいいのか、どこか落ち着かないまま日々が過ぎていくことってあります。自分の思考の癖や、学生時代に刷り込まれた「正しさ」が、知らないうちに行動の幅を狭めている感覚もあると思います。僕自身、気づくと日本の当たり前の中に閉じこもってしまっていて、世界基準で考えることに妙なブレーキがかかっていました。 この本は、そういう「無意識の天井」を外すきっかけになる一冊でした。教育や就活の仕組みに対する批判だけではなく、なぜ僕らがリスクを避けがちになるのか、なぜ変化に弱いのか、その背景を淡々と言語化してくれます。特に刺さったのは、世界では情報が英語で更新され続けているのに、日本は国内のルールに閉じてしまっている構造の話と、自分のスキルではなく“スキルを学び続ける力”が問われる時代になっている、という視点でした。ここが腑に落ちると、学び方そのものをアップデートしないといけない理由が腹落ちします。 さらに、突破力は根性ではなくロジックとツール活用だという説明や、旅や異文化との接触が思考の固定化をほぐすという話も、日常でどう動けばいいのかのヒントになりました。世界の基準に合わせろという押しつけではなく、自分の視野の狭さに気づく手がかりが静かに置かれている本です。 「なんとなく今のレールに疑問があるけど、何を変えればいいのか掴めていない人」に特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

約150年間、我が国の教育システムは基本的に変わっていません。日本の教育制度は、明治から太平洋戦争まで続く富国強兵・殖産興業の国策を支えた兵士や労働者を効率的に育成するのに最適化されたシステムです。それゆえに敗戦で民主化された戦後にも、経済活動を支える質の高い労働者を大量生産することができました。その結果、戦後日本は急激に復興・発展し、奇跡的な高度成長期を経て、20世紀末には世界で2番目の経済大国へと上り詰めました。 ところが、ここにきて急激に、この教育システムの制度疲労が明らかになりました。グローバル化した経済やICTの発達により変化が早く、先の読めない時代となり、人々が多様な生き方を模索する中で、教育制度が時代の要求や人々の価値観の多様化にまったく対応できていないのです。これは文部科学省もわかっていることですが、前例主義の呪縛から逃れられない官僚たちは自力では根本的な制度改革ができません。 企業の経営者や一部のビジネスマンは日本経済がバブル崩壊以降の30年間、ほとんど成長していないことをよくわかっています。80年代までの日本経済はジャパン・アズ・ナンバーワンといわれたように世界の中で大きな存在感を持っていましたが、この20年間のGDP成長率でみると、日本はわずか23%なのに対して、中国は1198%、成熟した、あのアメリカですら226%です。日本はほとんど伸びていないのです。この経済成長の停滞は、実は教育システムの硬直化と完全にリンクしています。 本書は日本型教育が経済ばかりか、いかに日本の社会全体を硬直化させているかを例示し、その洗脳を解くには「世界で学び、グローバルな視点を持つ」しか方法がないことを教えてくれます。子どもを世界で通用する人材に育てたいと思っている保護者、教育者。また、自分が世界で活躍したいと考えている高校生、大学生、若いビジネスパーソンも必読の内容となっています。 発行:サンルクス
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