
イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史(上)
ロネン バーグマン、山田 美明・長尾 莉紗・飯塚 久道、小谷 賢監訳
早川書房 / 2020-06-04
累計読者数3
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推定読了時間 約6時間58分
star総合評価 48/100
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この本について
最近、正しさとか倫理とか、状況が変わるたびにぐらつく感じがあって、「自分なら何を基準に判断するんだろう」と考え込むことが多いです。仕事でもチームでも、誰かの意思決定がそのまま自分の行動に影響する場面が増えるほど、このモヤモヤは濃くなる気がします。 この本を読んでいると、極限状態での判断や迷いが、そのまま人間くさく描かれていて、妙にリアルに刺さりました。暗殺を“戦争より道徳的”と考えるロジックや、首相の価値観に触れて安心した隊員の声など、きれいごとでは片付けられない場面の連続です。それでも彼らが迷いながら理由を求め、納得できるラインを探し続ける姿を見ていると、「判断ってこういう泥くささの中で積み重ねるものなんだよな」と少し落ち着く瞬間がありました。 もう一つ印象に残ったのは、成功体験が生む慢心や、違法な命令を見極める“にじみ出る違和感”の描写です。職場の意思決定でも、こういう空気の変化に鈍くなった瞬間が危ないんだろうな、と身近な問題として読めました。歴史の話なのに、組織の構造や人の弱さがそのまま現代にも重なるのが、この本の怖さでもあり面白さでもあります。 刺さるのは、「白黒つかない状況でも、せめて自分の足で判断したい」と思っている人だと思います。極端な世界を覗くことで、日常の迷いが少しだけ輪郭を持つ、そんな読書体験でした。
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出版社による紹介
国家とユダヤ人を危害から守るためにあらゆる手段を講じるイスラ エル。イスラエルの新聞記者が政府・軍関係者への膨大な聞き取り から明らかにした、イスラエルで特殊任務にあたるモサド、シン・ ベト、アマンの3機関による、諜報活動と要人暗殺作戦の初の通史
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