
運動を続ける技術 筋トレ・ランニング・スポーツを簡単にもう一度始められる
櫻井 誠一郎
ごきげんビジネス出版
この本について
運動を始めたい気持ちはあるのに、いざ動こうとすると腰が重くなる。頑張りたい気持ちと、続けられない自分へのモヤモヤがずっと同居している。僕自身もそうで、「結局また三日坊主か…」と落ち込む時期が何度もありました。そんなときに読んだのが、この『運動を続ける技術』でした。 この本のいいところは、「気合い」や「根性」をほとんど扱わないところです。続かない理由をごく日常的な視点でほどいてくれるので、変なプレッシャーがない。例えば、運動を始めるには“まずは心が動く1秒”があればいい、という考え方。ウェアに着替えるだけでもいいし、腕立て1回で終わってもいい。ゼロじゃなければ、それで十分なんだと教えてくれます。また、三日坊主を悪者にしないのもありがたかったです。続かない日があって当たり前で、そのたびに①に戻ってもいい。むしろそれが習慣化の流れなんだと書かれていて、肩の力がすっと抜けました。 そしてもうひとつ印象的だったのは、「正しいことよりも、楽しいことのほうが続く」という視点です。ストイックさよりも、景色を楽しみながら走れた日とか、前より呼吸が楽になった瞬間とか、そういう小さな変化に気づけるかどうか。そこから“もう一度やってみようかな”という気持ちが湧いてくる。この地味だけど効く積み重ねが、読者の保存した抜粋にもよく表れている気がします。 「やらなきゃと思っているのに動けない自分を責めがち」という人にとって、この本は少し息がしやすくなる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
読書の順序
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