
MONEY 30歳で150億稼いだ私の思考法
ロブ・ムーア and 春川由香
マガジンハウス / 2020-07-30
この本について
気づけば、毎日こなす作業に追われて「本当に意味のあること」が後回しになっている……そんな感覚、けっこう共有していると思います。頑張っているのに収入も時間も思うように増えないとき、自分の判断基準そのものがズレているのかもしれない。僕自身、この本を読んでそう思わされました。 この本が面白いのは、「もっと努力しろ」ではなく、そもそも“どこに力を使うべきか”を丁寧にひっくり返してくれるところです。例えば、時間機会コストの話はかなり刺さりました。今やっていることのメリット・デメリットだけで判断していると、そもそもやるべきでない作業に平気で時間を溶かしてしまう。そこに気づけるだけで、普段の行動が少しずつ変わります。さらに、自分の苦手なことを外注する発想も強烈でした。「自分がやったほうが早い」はよくある思い込みで、そこを手放すとびっくりするほど自由度が上がります。 もうひとつ意外だったのは、人間関係やネットワークを“資本”として扱う視点です。成功者の多くが上のレベルの人とつながっている、という話はどこかで聞いたことがあるつもりだったのですが、著者がそれをどう日常に落とし込んでいるかを見ると、「あ、これは習慣なんだ」と腹落ちしました。 自分の働き方やお金との距離感をアップデートしたい人にはかなり刺さると思います。僕と同じく「ずっと忙しいのに、進んでいる実感がない」と感じる人にほど読んでほしい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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