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ダンガンロンパ/ゼロ(下) (星海社 e-FICTIONS)

ダンガンロンパ/ゼロ(下) (星海社 e-FICTIONS)

小高和剛 and 小松崎類

累計読者数3
平均ハイライト数 39件/人
推定読了時間 約4時間54分
star総合評価 81/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 83%

この本について

日常でふと、「自分って何を軸に動いてるんだろう」とか、「選んでいるつもりで実は選ばされてるだけなんじゃ…」みたいな妙な不安が湧くことってありませんか。周りの期待とか、自分の役割とか、気づけばそれに引っ張られてしまっている感じ。頭では分かってるのに、なぜか抗えないあの感覚です。 『ダンガンロンパ/ゼロ(下)』を読んでいて刺さるのは、そんな“自分で生きてるつもりなのに、シナリオに飲み込まれていく瞬間”がいやというほど描かれているところでした。忘れようとすることで自分を守ろうとする江ノ島や、答えにすがりつきながらも破滅へ傾いていく松田くん、“普通すぎるからこそ変わっている”苗木くんの眼差しの変化。そのどれもが、極端だけれどリアルなんです。逃げたいのに抗いたい。信じたいのに疑ってしまう。そんな矛盾がそのまま物語の動力になっています。 読んでいると、自分の中の“選んでいるつもりだった行動”が、実は環境や誰かの期待に寄せていたものだったかもしれない…と考えさせられます。でも同時に、登場人物たちのように極端な状況じゃなくても、気づいた瞬間から自分の物語を握り直すことはできるんだとも感じました。物語の後半で描かれる「偶然を当然のように受け入れる感覚」や、「自分の才能と義務の話」は、現実でもふとした決断の時に思い返すものになるはずです。 “自分の意思ってどこまで本物なんだろう”と悩む人には、特に刺さる一冊だと思います。極限の物語を通して、自分の立ち位置が少しだけ客観的に見えるようになる本でした。

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出版社による紹介

『才能こそ人類にとっての希望』との理念に則り、「超高校級」の才能ばかりを集めた私立希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件...。記憶を失い続ける女子高生・音無涼子と、「超高校級の神経学者」松田夜助に迫る“危機”と“絶望”の行方は―!?全ミステリファンを沸騰させた傑作ゲーム『ダンガンロンパ』の目眩く“前日譚”を、担当シナリオライター・小高和剛が自ら小説化。サイコポップ、ここに始まる―。
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