
1人でアプリを作る人を支えるSwiftUI開発レシピ (技術の泉シリーズ(NextPublishing))
佐藤 剛士
インプレスR&D / 2020-11-20
この本について
アプリを作ろうとすると、画面の配置から状態管理、データの受け渡しまで、一気に全部を理解しようとして手が止まることが多いですよね。特に SwiftUI は“なんとなく動く”ところまでは行けるのに、そこから自分のアプリとして形にしていく段階で迷いが増える気がします。僕も「これってどこから手をつければいいんだろう…」と悩み続けていました。 この本が良かったのは、抽象的な説明ではなく、具体的な動きの裏側を小さく切り分けて見せてくれるところです。たとえば、SwiftUI のレイアウトが「親から子へサイズを提案し、子が自分のサイズを返す」という仕組みで動いている、と腑に落ちると、謎だったビューの挙動が少し読み解けるようになります。また、アプリづくりを「アプリ概要 → レイアウト → ロジック」の三段階で考えるという視点は、作業を分解する軸としてそのまま使えました。さらに、@AppStorage や Combine の Publisher/Subscriber といった仕組みも、本質だけをつかめるくらいの距離感で説明されていて、無理に専門家になる必要はないけれど動くアプリを作るために必要な理解がちゃんと積み上がる感覚があります。 “自分の手でアプリを作り切りたいけれど、技術書は情報が多すぎて迷子になる” という人には特に刺さるはずです。僕自身、細部でつまずくたびに何度か読み返して、そのたびに「そういえばこれでよかったんだ」と気持ちが軽くなりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの69%が集中しています。
読書の順序
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