
国際人権入門 現場から考える (岩波新書)
申 惠丰
岩波書店 / 2020-08-20
累計読者数4
平均ハイライト数 91.3件/人
推定読了時間 約2時間16分
star総合評価 76/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 53%
この本について
国の制度やニュースを見ていると、「なんでこんな運用になるんだろう」と胸の奥がざわつくことがあります。難民認定の数字や、差別事件、入管での扱い…。でも、その違和感を言語化しようとすると、途中で言葉が詰まってしまう。自分のモヤモヤが感情なのか、制度の問題なのかもよく分からない。そんな感覚、僕もずっと抱えていました。 この本は、人権を“きれいごと”ではなく、実際の運用や裁判例、国際基準と照らし合わせながら解説してくれます。たとえば難民申請者が即日チャーター便で送還されてしまう現実や、日本が受け入れていない国際条約の数々。世界では当たり前のように整備されている差別禁止法や人権機関が、日本ではどこまで実現しているのか。その「距離感」が具体的に見えてくるのが、この本の効きどころだと思います。 もう一つ大きいのは、「権利とは何か」を、欲望でも理想論でもなく、法制度として整理して教えてくれる点です。裁判所の判断や条約の構造を知ることで、自分の感じていたモヤモヤがどこから来ていたのかが少しずつ形になります。社会問題を見て「なんかおかしい」と感じるだけで終わらず、何を基準に考えればいいのかが分かってくる感覚があります。 社会の仕組みに対して違和感はあるけれど、どう考えたらいいのか整理できない人に刺さる一冊です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第9章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
第二次大戦後,人権に関するさまざまな国際ルールがめざましい発展を遂げ,日本もそれを守ることとされている.日本社会で現実に起きているさまざまな人権問題も,これらの国際人権基準に照らして考えることで,新たな光を当てられ,解決の方法を見出すことができる場合が少なくない.日本の現場から国際人権法の「活かし方」を考える.
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




