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憲法という希望 (講談社現代新書)

憲法という希望 (講談社現代新書)

木村草太 and 国谷裕子

講談社 / 2016-09-20

累計読者数5
平均ハイライト数 12.2件/人
推定読了時間 約2時間16分
star総合評価 60/100
trending_up後半加速型
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この本について

最近、「なんとなく息苦しい」「制度やニュースを見ても、どこが問題なのか言語化できない」というモヤモヤを抱える人、多い気がします。自分だけの問題じゃないと感じつつも、じゃあ何を基準に考えればいいのかが分からない。僕もずっとその感覚を引きずっていました。 『憲法という希望』は、そのモヤモヤに少し輪郭を与えてくれる本です。難しい議論ではなく、国家が歴史の中で繰り返してきた失敗や、私たちの権利がどんな仕組みで守られているのかを、具体的な制度や事例と一緒に見せてくれる。例えば、人が感じる「不利益」や「息苦しさ」が、時代や多数派とは関係なく、きちんと権利の問題として扱われるべきだという視点は、自分の感覚を疑わなくていいのだと思わせてくれます。また、同姓制度や裁判所の役割など、日常ニュースで聞くテーマが、個々の生活とどんなふうにつながっているのかが腑に落ちるのも大きいです。 一番効いたのは、「憲法は崇高な理念ではなく、国家の失敗リスト」という説明でした。そう捉えると、社会のどこに違和感を覚えたとしても、それは自分の感受性が弱いのではなく、過去の失敗の“再発サイン”なのかもしれない、と冷静に考えられるようになる。権力を疑う“勘”をどう磨くか、という話も現実的で、日々のニュースの見方が変わります。 制度の話が苦手な人ほど、実は刺さる一冊だと思います。読んだあと、世界の見え方が少し整う感覚があります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「憲法は日々を生きる私たちの味方です。しかし、私たちがそれをうまく使いこなさなければ、憲法を活かすことはできません」気鋭の憲法学者が憲法の歴史・理念を分かりやすく解説し、人権問題や地方自治など、現実の社会問題に対して、憲法をどのように使い活かすのかを語る。また、NHK「クローズアップ現代」元キャスター・国谷裕子氏との憲法対談も収録。「憲法」がより身近になる、日本国民必読の一冊。
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