
愛と暴力の戦後とその後 (講談社現代新書)
赤坂真理
講談社 / 2014-05-20
累計読者数7
平均ハイライト数 7.3件/人
推定読了時間 約3時間26分
star総合評価 60/100
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この本について
最近、「社会の仕組みって、どうしてこうなってるんだろう」と立ち止まることが増えている人、多い気がします。会議で言葉が通じていないような感覚とか、大人が責任だけ回避して管理ばかり強める空気とか。自分の暮らしとは距離があると思っていた歴史の話が、じわじわ日常の感覚に触れてくる瞬間ってありますよね。 『愛と暴力の戦後とその後』は、そのモヤモヤに直接答えるというより、「なぜそう感じるのか」の手前にある前提を静かにひっくり返してきます。憲法の成り立ちを“内と外をつなぐ言語”として捉え直すところや、国家がどんな判断をしてきたかを具体的な事例で示す部分は、自分たちの足元を見直すきっかけになります。また、「会議は始まる前に始まっている」という指摘は、日常の人間関係にもそのまま通じて、言葉が届かない理由を別の角度から考えさせられました。 とはいえ、この本は答えを与えるタイプではなく、読者がすでに抱えている違和感の形をはっきりさせてくれる本です。社会に置いていかれている感じがする人より、「なんでこうなっているのか知りたい」とうっすら思っている人に刺さると思います。自分の言葉の土台を見直したいときに、静かに効いてきます。
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出版社による紹介
なぜ、私たちはこんなに歴史と切れているのか? あの敗戦、新憲法、安保闘争、バブル、オウム事件、そして3・11……。〈知っているつもり〉をやめて、虚心に問うてみたら、次から次へと驚きの発見が噴出! 『東京プリズン』の作家が、自らの実体験と戦後日本史を接続させて、この国の〈語りえないもの〉を語る。(講談社現代新書)
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