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パラドックス思考 ― 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる

パラドックス思考 ― 矛盾に満ちた世界で最適な問題解決をはかる

舘野 泰一 and 安斎 勇樹

ダイヤモンド社 / 2023-03-01

累計読者数25
平均ハイライト数 18.3件/人
推定読了時間 約5時間48分
star総合評価 62/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 30%

この本について

仕事でも私生活でも、「どっちも大事なんだけど、どっちかを選ぶと後味が悪い」みたいな場面ってありますよね。任せたいのに口を出してしまうとか、褒められたいのに目立ちたくないとか、頭では整理できているつもりでも、気持ちだけがぐるぐるするあの感じです。僕もずっとこのタイプで、原因を外に探しては余計に混乱していました。 この本が面白いのは、そうしたモヤモヤを「矛盾してるからダメ」ではなく、「人はそもそも矛盾だらけ」という前提で扱ってくれるところです。例えば、部下に任せたのに結局自分が救世主みたいに介入してしまうリーダー像は、読んだ瞬間に自分の行動がフラッシュバックしました。外発的な評価に寄りかかるほど「得意技」に縛られてしまう仕組みや、役割の境界線のグレーが組織を強くするという視点も、肩の力が抜ける一方で、明日からの動き方を変えてくれます。 特に刺さったのは、「感情パラドックス」をほどくことで問題が前に進む、という考え方です。嫉妬や承認欲求といった隠しておきたい気持ちもいったんテーブルに出すと、不思議と選択肢が広がる。矛盾を排除しようとするほど苦しくなる理由が、すっと腑に落ちました。 同じ場所で足踏みしている感覚が続いている人や、「正しさ」で解決しようとして疲れた人には特に響くと思います。自分のめんどくささを少しだけ許せるようになる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

パラドックス思考とは、問題の背後にあるパラドックス(矛盾)に着目し、VUCA時代に溢れる両立困難な課題を乗りこなす思考法。「切替戦略」「因果戦略」「包含戦略」の3つの戦略を使い分けることで、二者択一の答えに嵌まらない新たな解決策を導く。アイデア発想、キャリア形成などの創造性開発にも活用できる。
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