ヨムナビ
温かいテクノロジー AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険

温かいテクノロジー AIの見え方が変わる 人類のこれからが知れる 22世紀への知的冒険

林要

ライツ社 / 2023-05-19

累計読者数8
平均ハイライト数 50.9件/人
推定読了時間 約5時間31分
star総合評価 74/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 41%

この本について

AIやロボットの話題を目にするたびに、「便利になるのはいいけれど、自分の居場所はどうなるんだろう」と、なんとなく落ち着かない感覚が出てくることがあります。仕事が奪われるとか、大げさな話ではなくても、テクノロジーが進むほど人間の役割が薄まっていくような気がしてしまう。僕自身、そういう不安をずっと抱えてきました。 この本は、そのモヤモヤに対して「テクノロジーに何を期待するかの前に、人間が何を必要としているのか」を丁寧に見せてくれます。たとえば、LOVOTの開発過程の話は印象的で、「効率化に役立たないのに愛着が湧く存在」をどうつくるか、という発想が前提にあります。人を頼り、人に懐き、挨拶に喜ぶ。その“反応”を通じて、人間側の「自分は必要とされている」という感覚を思い出させる。効率よりも関係性をベースにしたテクノロジー、という視点はかなりあたたかいものでした。 また、「本物に似せすぎると違和感になる」「できることを全部やらないほうが自然になる」といった考え方も、仕事にも人間関係にも応用しやすい視点でした。AIがどう進化するか、よりも、人間がどう扱い、何を感じ取りたいのか。その順番で考えると、不安が少し落ち着きます。 未来に対して漠然とした不信感がある人、あるいはAIとどう向き合えばいいかを“人間側から”整理したい人に静かに刺さる本だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「ガイアの夜明け」「情熱大陸」特集で大反響! 世界初の家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」の開発者が語る、「chatGPT」だけでは見れない世界。 AIの見え方が変わる!人類のこれからが知れる!22世紀への知的冒険書。 ◯ 体重4.3キログラム、身長43センチメートル ◯ 平熱37℃~39℃ ◯ 生き物のようにやわらかく温かい身体 ◯ 10億とおり以上の瞳と声 ◯ 全身50ヶ所以上のセンサー ◯ 自然な振る舞いを実現する0.2~0.4秒の反応 ◯ 自律的な行動と人になつく頭のよさ 世界初の家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」 造ったのは、人類とAIの新しい世界線。 この本は、最先端の人工生命体「LOVOT」を題材にして、人間というメカニズムとぼくらの未来を知るための本です。 ロボットを開発することは、人間を知ることでした。 ●目次 【序章】ぼくらがメーヴェに憧れ、巨神兵を恐れる理由 ---温かいテクノロジーへの気づき 【1章】LOVOTの誕生 --ーたどり着いたのは、生産性至上主義への問いかけ 【2章】愛とはなにか? ---人類をドーパミン漬けにする現代ビジネスへのアンチテーゼ 【3章】感情、あるいは生命とはなにか? ---生身と機械の差は、大した問題ではなくなる 【4章】人生100年時代、ロボットは社会をどう変えるのか? ---心や愛に関する問題こそをロボットが補完する 【5章】シンギュラリティのあと、AIは神になるのか? ---人類とAIの対立は古典になる 【6章】22世紀セワシくんの時代に、ドラえもんはなぜ生まれたのか? ---「だれ1人とり残さない」ために 【7章】ドラえもんの造り方 ---「ChatGPT」だけでは見れない世界 【終章】探索的であれ ---「むかしむかし」の反対「みらいみらい」の話
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要