
逆説の日本史3 古代言霊編/平安建都と万葉集の謎 (小学館文庫)
井沢元彦
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star総合評価 47/100
boltライト読書型
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この本について
最近、議論を聞いていて「言葉だけが独り歩きしてる気がする…」とか、「なんでこんなに認識が噛み合わないんだろう」とモヤモヤすることが増えていませんか。自分もそうで、この本を読んだときに、言葉と現実がズレていく仕組みを歴史の流れから説明されて、やっと腑に落ちた感覚がありました。 たとえば、儒教が入ってきたことで日本の価値観がどう歪んだか、あるいは戦後の“平和”という言葉が現実そのものを指すのではなく、信仰のように扱われてしまった経緯など、今まさに議論が噛み合わない理由が古代からの積み重ねとして描かれています。言葉が現実を動かすのか、それとも現実を置き去りにした言葉が一人歩きしているのか、その境界の曖昧さが少しだけ見通せるようになります。 歴史の話ではあるけれど、読んでいると「自分たちがいま直面しているややこさの源泉ってここか…」と静かに効いてくる本でした。ニュースや社会の空気にどこか違和感を覚える人に刺さると思います。
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