
逆説の日本史7 中世王権編/太平記と南北朝の謎 (小学館文庫)
井沢元彦
小学館 / 200406
累計読者数5
平均ハイライト数 6件/人
推定読了時間 約42時間19分
star総合評価 37/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 25%
この本について
歴史を読んでいると、「この時代って結局どう動いていたんだっけ…?」みたいなモヤモヤが残ることがあります。人物の名前は知っていても、背景の力関係や人間同士の噛み合わなさが見えないまま終わる感じ。自分も南北朝あたりはずっとその状態でした。 この巻が効いたのは、尊氏と直義を“セット”として見る視点をもらえたことです。戦に強いけれど政治は苦手な尊氏と、謀略や交渉に冴える直義。ふたりをひとりの人間の裏と表のように捉えると、複雑に見える内紛が急に一本の線でつながっていくんですよね。頼朝の時代から続く「武力と政治のズレ」がどれだけ尾を引くのかも、具体的な人物像を通して理解できました。 さらに、武士の始まりが華やかな武勇伝ではなく、地方の農民たちが自分の生活を守るために武装したところから始まっているという視点も、地に足がつく感じがありました。歴史の物語じゃなく、人間の事情として読めると腹落ち度が変わります。 南北朝のゴタゴタを「結局どういう構図なの?」とずっと思っていた人には、かなり刺さるはずです。
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出版社による紹介
大ベストセラー「逆説の日本史シリーズ」を時代別に合本化!! 日本史の常識を覆す全日本人必読の新・日本史!封印された歴史をウラ側から読み解く。 【収録作品】 『逆説の日本史1 古代黎明編/封印された「倭」の謎』 『逆説の日本史2 古代怨霊編/聖徳太子の称号の謎』 『逆説の日本史3 古代言霊編/平安建都と万葉集の謎』 『逆説の日本史4 中世鳴動編/ケガレ思想と差別の謎』 『逆説の日本史5 中世動乱編/源氏勝利の奇蹟の謎』 『逆説の日本史6 中世神風編/鎌倉仏教と元冦の謎』 『逆説の日本史7 中世王権編/太平記と南北朝の謎』 『逆説の日本史8 中世混沌編/室町文化と一揆の謎』
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