
ラッキーマン 何者でもない僕が、何者かになる物語
若山 陽一郎
累計読者数5
平均ハイライト数 23件/人
star総合評価 67/100
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この本について
最近、うまくいかない理由を外側に探してしまうことがよくあります。忙しいせいにしたり、人間関係のせいにしたり、ほんとは気づいている「自分の小さな嘘」から目をそらしたり。頭では分かっているのに直せないところが、自分にもまだ残っています。 『ラッキーマン』を読んでいて一番刺さったのは、著者がまっすぐ成功体験を語る人ではなく、同じように迷いながら、自分の癖や弱さと何度も向き合ってきた姿でした。「人の悪口を言っていたのは、自分をよく見せたいだけだった」と気づく場面や、「いやがらない・相手の予想を超える・バカになる」という行動の小さな積み重ねが周囲との関係を変えていくところは、派手さはないけれど現実的で、日常のなかでもマネしやすい視点だと思います。あと、「夢は人に話すことで動き出す」というエピソードも、無理に前向きになろうとするのではなく、誰かとの関係の中で少しずつ進んでいく感じが妙にリアルでした。 どこかで「自分は何者でもない」と思いながら、それでも何かを動かしたいと思っている人に響く本です。勢いで背中を押すタイプではなく、読んだ後にじわじわと、自分の態度や選び方を見直したくなるような一冊でした。
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