
Interprofessional Collaboration and Service User Participation: Analysing Meetings in Social Welfare (Research in Social Work) (English Edition)
Kirsi Juhila、Tanja Dall
この本について
現場でいろんな立場の人が集まって話し合うとき、「結局プロ同士で決めてしまって、当事者の声がうまく拾えていない気がする…」みたいなモヤモヤってありませんか。私も社会福祉の会議に参加すると、場の空気や役割意識が邪魔して、本当に大事な人の意見が抜け落ちる瞬間を何度も見てきました。 この本は、会議の理想論ではなく、実際のやり取りを細かく分析して、どうすれば利用者と支援者が“同じ輪の中”で話せるのかを読み解いていきます。読者が抜粋していた「service users, as well as health and social care professionals」という一文に反応したのは、きっと「どちらかではなく、両方が会議をつくる主体だ」という視点がほしかったからだと思うんです。実際この本では、利用者が意図せず会議から外れてしまう瞬間や、専門職側の言い回しが関係性にどう影響するかなど、日常のシーンで起きている細かなズレを丁寧に見せてくれます。 読んでいて感じたのは、特別な技法よりも、場の力学を正しく理解することの方がよほど実践的だということでした。利用者の言葉が流される場面では何が起きていたのか、双方が“主役”として参加するためにどんな声がけが有効だったのか。会議の空気を変えるヒントが、思ったより現実的な形で見えてきます。 チーム支援の現場で「利用者参加を建前で終わらせたくない」と感じている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの100%が集中しています。
読書の順序
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