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ここじゃない世界に行きたかった (文春e-book)

ここじゃない世界に行きたかった (文春e-book)

塩谷 舞

文藝春秋 / 2024-05-08

累計読者数4
平均ハイライト数 14件/人
推定読了時間 約3時間17分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%

この本について

最近、「ここじゃないどこかに行けたら楽なのに」と思う瞬間が増えている人、多い気がします。人間関係で気をつかいすぎたり、SNSで勝手に比べて疲れたり、自分が何に影響を受けているのかすら分からなくなるあの感じです。僕もその渦に巻き込まれていたとき、この本に出会いました。 塩谷さんの言葉は、逃げ道を示すというより、自分の内側にもう一度“聞きに戻る”感覚に近いです。たとえば「相手にとっての処方箋は自分とは違う」という気づきは、日常の小さな行き違いをほどいてくれるし、「情報を入れすぎると空想が死ぬ」という指摘は、感性がすり減っていたことに気づかせてくれます。そして“遠い場所にも別の現実がある”という視点は、いまの自分を否定しすぎるクセにブレーキをかけてくれました。 この本は劇的に人生を変えるというより、精神の戦闘モードを静かに解除してくれる感じです。自分の身体や感情の声を拾い直したい人、あるいは「他人との距離感でいつも疲れてしまう人」に特に刺さると思います。 遠くへ行きたい気持ちも、ここで立ち止まりたい気持ちも、その両方を抱えたまま読める本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

SNSで大反響! 多様性の時代の新エッセイ集 29歳で移り住んだニューヨーク。 言葉も、これまで培ったスキルも通じない日々。 そんな中、大切な人たちと繋がらせてくれたのは 心の底にしまい込んでいた自らの美意識だった。 「本音をインターネットに置いておいて、本当に良かった」—— 世界の諸問題への視点、生活への美意識。 総フォロワー数15万人超のSNSで、独自の視点が信頼と感動を呼ぶ 文章を発信し続ける著者のデビュー作。 noteで大反響を呼んだエッセイに書き下ろし6編を加えた 新世代エッセイ集。 解説・谷川嘉浩(哲学者)。 ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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