
宇宙の春 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
ケン リュウ、古沢 嘉通
早川書房 / 2021-03-17
累計読者数3
平均ハイライト数 3件/人
推定読了時間 約4時間24分
star総合評価 34/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 25%
この本について
子育てでも仕事でも、人との関わりでも、「ちゃんとできていない気がする」「相手にどう見られているんだろう」とモヤッとする瞬間ってありますよね。自分なりに工夫しているつもりでも、社会の基準や他人の価値観に押しつぶされそうになるあの感じ。僕もよく迷います。 『宇宙の春』はSF短編集ですが、悩みそのものを直接解決してくれるタイプの本ではありません。ただ、人間同士のすれ違いとか、文化の“溶け合わなさ”とか、誰も悪者じゃないのに噛み合わない現実を、別の角度から見せてくれるんです。たとえば、データで裏づけられてしまう親たちの疲労や不安を読んで、「これ、自分の周りでも同じだよな」と妙にリアルに感じたり、文化を“溶けこむ”ものではなく“学ぶ”ものとして描く場面で、自分のコミュニケーションの癖に気づいたりしました。怪物が外側にいるんじゃなくて、構造や自分の中にも潜んでいるという指摘も、妙に静かに刺さります。 大げさに人生が変わる、みたいな本ではありませんが、迷いの正体にそっと光を当ててくれる瞬間がいくつもありました。特に「相手とどう理解し合えばいいのか」で立ち止まりがちな人に刺さると思います。SFという枠を越えて、人間のぐちゃっとした部分に優しく触れてくれる一冊です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
いま宇宙は真冬であり、わたしは宇宙最後かもしれない星に向かっている――宇宙を漂う放浪者がその滅びゆく美しさを想う表題作など10篇を収録。『三体』などの中国SF翻訳者・紹介者としても活躍する短篇の名手ケン・リュウが贈る日本オリジナル短篇集第4弾
目次
宇宙の春
マクスウェルの悪魔
ブックセイヴァ
思いと祈り
切り取り
充実した時間
灰色の兎、深紅の牝馬、漆黒の豹
メッセージ
古生代で老後を過ごしましょう
歴史を終わらせた男
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




