
世にも美しき数学者たちの日常 (幻冬舎文庫)
二宮敦人
累計読者数5
平均ハイライト数 39.2件/人
推定読了時間 約6時間11分
star総合評価 75/100
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この本について
仕事でも日常でも、正しさを求めれば求めるほど視界が曇る瞬間ってありませんか。理屈では整理しきれないのに、曖昧さを残したまま進むのも落ち着かない。そんなモヤモヤに巻き込まれているときに、この本を読むと少し呼吸がしやすくなります。 数学者たちの話は、難解な理論の話というより、「望ましくない結論でも受け入れる姿勢」や「白黒つかないものと共存する感覚」のほうがじんわり効いてきます。たとえば、不完全性定理の“数学にもできないことがある”という視点は、完璧に説明がつかない自分の仕事や感情を前にしたときの救いになりますし、素朴な疑問から始めて、少しずつ形を捉えていく数学者の姿は、目の前の問題に取り組むときの姿勢をやわらかくしてくれます。また、数字の裏に必ず「人」がいて、その人の癖やこだわりが研究を動かしているという話は、専門性の世界も結局は個性で回っているのだと気づかせてくれます。 全体として、数学そのものを理解する本というより、“考えることそのものとどう付き合うか”を覗かせてくれる一冊でした。論理が好きだけど論理だけでは生きられない人に刺さると思います。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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出版社による紹介
百年以上解かれていない難問に人生を捧げる。「写経」のかわりに「写数式」。エレガントな解答が好き。―それはあまりに甘美な世界!類まれなる頭脳を持った“知の探究者”たちは、数学に対して、芸術家のごとく「美」を求め、時に哲学的、時にヘンテコな名言を繰り出す。深遠かつ未知なる領域に踏み入った、知的ロマン溢れるノンフィクション。
読んだ内容を、もう忘れない。
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