
富裕層のためのヘッジファンド投資入門
髙岡 壮一郎 and ヘッジファンドダイレクト株式会社
ダイヤモンド社 / 2021-06-16
この本について
投資の話をしていると、「結局どこにコストがかかっているのか分からないまま、なんとなく商品を買ってしまっている気がする」とか、「ヘッジファンドってよく聞くけど、結局どういう仕組みで動いているのか曖昧なまま」というモヤモヤを抱えたままの人、けっこう多いと思います。僕自身、フィーダーファンドや手数料の構造を知れば知るほど、表から見える数字だけで判断していた頃の自分にヒヤッとします。 この本は、その“見えにくいところ”を丁寧に説明してくれるのがありがたいところで、海外ヘッジファンドに投資するとき、どこに何%抜かれるのか、なぜ投資家の手元にリターンが残りにくいのかが現実的にわかります。また、映画などで誤解されがちなヘッジファンドのイメージも、ディレクショナル型と非ディレクショナル型の違い、ロング・ショートやマクロ戦略、CTAがどんなロジックで動いているのかを知ると、だいぶ落ち着いて見られるようになります。さらに、運用会社・カストディアン・プライムブローカーなど、裏方の役割がどうリスク管理につながっているかも、実務寄りの視点で理解できます。 全体として、派手な成功談ではなく、「なぜこの世界はこういう仕組みで成り立っているのか」を淡々と知りたい人向けです。投資を“雰囲気”でやりたくない、でも専門書すぎるのは避けたい……そんな人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
読書の順序
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