
不要不急―苦境と向き合う仏教の智慧―(新潮新書)
横田南嶺、細川晋輔、藤田一照、阿純章、ネルケ無方、露の団姫、松島靖朗、白川密成、松本紹圭、南直哉
累計読者数4
平均ハイライト数 4件/人
推定読了時間 約4時間46分
star総合評価 52/100
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この本について
最近、「何のために頑張ってるんだろう」とか、「この勝ち負けの感じにずっと巻き込まれてるの、しんどいな」と思うことが増えていました。日常は回っているのに、どこか自分が置き去りになっているような感覚です。そんなときに読んだのが『不要不急』でした。 この本が面白いのは、仏教を“何かを変えようとするための道具”としてではなく、“一度ゲームから降りてみる視点”として置いてくれるところです。例えば、勝ち負けや損得の世界を一服することを坐禅だと説明していて、その視点に立つと、朝窓の外を見るだけで「これを味わうために生きてるのかもしれない」と思える瞬間が生まれる。目的を達成し続けなければいけない、という思い込みが少しゆるむんです。また、「区別」と「差別」を冷静に分けて説明する部分もあって、世の中の議論に振り回されがちな自分の心の動きが落ち着いていく感じがありました。 この本は、人生の重たい悩みを一気に解決するタイプではありません。でも、波の形にとらわれすぎて水そのものを忘れてしまうようなときに、「いったん戻っていいよ」と言ってくれる存在です。頑張ることに疲れたけれど、立ち止まる理由が欲しい人に刺さると思います。
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出版社による紹介
人生で真に大切なものは何か――。十人の僧侶が教える、混迷の時代を生き抜くためのヒント。
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