
会社を育てる節税の新常識
斎尾裕史
同文舘出版 / 2021-05
累計読者数4
平均ハイライト数 12.5件/人
star総合評価 46/100
start序盤集中型
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この本について
経営していると、税金や社会保険の話って「分かったようで、全然分かっていない」まま時間だけ過ぎていくことが多いですよね。インボイスの開始時期すら曖昧なまま、気づけば制度だけが先を歩いている感じ。役員報酬をどう設定するかも、税理士さんの言う通りにしてきたけれど、本当に自分の会社に合っているのか…とモヤっとしている人は多いと思います。 この本が面白いのは、「社長個人の手取り」と「会社としての最適」を、数字レベルで一体として考えているところです。たとえば、社会保険料がどれほど負担を圧迫しているかを具体的な割合で示しつつ、役員報酬を下げて配当を増やした方が合理的になるケースを丁寧に説明してくれます。また、国民健康保険や厚生年金の仕組みまで踏み込んで、どのラインを超えると逆に不利になるかが示されているので、自分の状況に照らし合わせながら読めるんですよね。さらに、配当のタイミングや倒産防止共済の扱い方まで含めて、「会社の利益800万円」をひとつの目安に組み立てていく発想は、これまでの節税本と少し違う視点をくれます。 全体として、派手な裏ワザではなく、「知らないとじわじわ損をするポイント」を拾い上げてくれる本です。特に、役員報酬の額に悩んでいる一人社長や、社会保険料の重さにため息が出る人には刺さると思います。税金の話が得意じゃなくても、自分ごととして読み進められる内容でした。
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出版社による紹介
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