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ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編6 (MF文庫J)

ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編6 (MF文庫J)

衣笠彰梧 and トモセ シュンサク

累計読者数3
平均ハイライト数 2件/人
star総合評価 38/100
boltライト読書型

この本について

仕事でも人間関係でも、誰かを助けたい気持ちと、自分を守らなきゃいけない現実のあいだで揺れることってありませんか。正しいと思える選択をしても、どこかに小さな代償が残ったり、誰かを傷つけてしまったりして、「あれでよかったのかな…」と後からじんわり効いてくるあの感じです。避けようと思えば回避できたはずのハードルなのに、踏み込んでしまった自分に戸惑うこともあると思います。 この巻の抜粋を見ていて感じたのは、読者が惹かれているのは“勝利の裏にある微妙な揺らぎ”や“その人だけが持つ視点の価値”なんだろうなということです。連勝という結果が積み上がっても、そこにあるのは単純な爽快感ではなく、何かを差し出したまま前に進むキャラクターたちの温度です。そして、飛べば早いと分かっていても、あえて遠回りを選ぶ判断のニュアンスや、誰かを後押しできる独自の視点が、読む側の現実にも自然と重なってきます。 僕自身、仕事で意見を通すときや、仲間を支えたいと思うときに、正しさだけでは動けない瞬間が多くて、こういう“揺れ”を描いてくれる物語に救われることがあります。能力の高さや人望とは別に、その人にしか持てない思考の角度があるという描写は、自分の立ち位置を見直すきっかけになるはずです。 こんな人に刺さると思います。結果だけを追うのに疲れて、少し立ち止まって自分の判断の重さを確かめたいとき。そういうときに、この巻はほどよい距離感で背中を押してくれます。

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